猿との戦い
2009年
平成21年11月25日(水)
シイタケ食害
久しぶりにキノコのホダ木の様子を見に行ったら
やられてました。
昨年も今頃、猿に食べられたのですが、やっぱり
また、今年も食べていきました。
食べるものがいっぱいあるうちは来ないのですが
この時期、山や収穫後の畑に食べ物が無いので
生ではおいしくはないと思いますが……食べられるものは
なんでも食べていきます。
猿は学習するので、1匹が食べられることを知ると
仲間に伝えるようです。
だんだん食べるキノコや野菜の種類が増えてきました。
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2009年11月22日(日)
猿柿合戦
お昼近くに村内を車で走っていると猿が徘徊していました。
追いかけると、村内の柿の木の登って、「ここまでおいで〜♪」
って、顔をして柿を食べ始めました。
このまま放置すると、我がもの顔で村内を歩きますので
すぐ家に引き返して、電動ガンで撃退しました。
柿を投げつけられなくて良かったです。
まるで猿カニ(柿)合戦のようなお話でした。(笑
でも、村の中まで平気で入ってくると、今度は家の中まで
入って来るかもしれません。
猿は、ほんとうに頭が痛いです。
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2009年10月26日(月)
いつの間にか大根被害
家の傍に植えた大根がいつの間にか
猿にかじられていました。
ここには、ネットを張っていませんでしたが
猿は、家のすぐ傍まできます。
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2009年10月4日(日)
猿が野菜を襲撃
朝、家の裏が騒がしかったので行ってみると
猿が裏山に来てました。
とりあえずカメラを持って写真に収めたあと電動ガンで追い払いました。
気持ち良さそうに、朝日で日向ぼっこを楽しんで?いました。
かなり大きい猿です。
こちらを覗っています。
猿たちが騒いだ跡です。
近くの大根が襲撃されていました。
うちの大根は、アミのおかげか被害は
ありませんでした。
こんな被害にあうとお年寄りたちは野菜を作る意欲が
なくなっていずれは、畑が荒廃してしまいます。
今のところ見つけ次第、追っ払うしか手立てはありません。
しかし景色は、猿とは関係なく
朝靄が朝陽に輝いてきれいでした。
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2009年8月31日(月)
電動ガンMac10追加
以前から持っていた猿撃退用の電動ガン(重すぎる)を軽いタイプのものに
買え替えました。(以前のもは、予備で持っています。)
購入したお店からお店の管理上「お名前と年齢……を書いてください。」
といわれ、渋々書きましたが……、いい年の大人がこんなもん何に使うんだ
……って感じで、最後に「人に向けて打たないでくださいね。」って念を
押され……。心の中で「猿を撃つんだ〜。」
てな感じで、無事購入してきました。
電動ガンMac10です。
ちなみに、お値段は25,000円でした。
プラスチック製の丸い玉は、20〜30m飛びますが、猿にはほとんど当たることはありません。
あくまでも威嚇用に使います。
玉が当たっても毛皮を着ていますので、ほとんど痛くないと思います。
でも、打てば逃げますので、あくまでも威嚇用にしか使えません。
なにもしないよりは、まあ、ましか……、程度の効果です。
付属のサイレンサーと別売りの480発ホルダーです。
お値段は3,980円です。こちらはちょっと高かった。
ノーマルのホルダーは玉が60発しか入らず使い物になりません。
サイレンサーは必要ないので、普段はこのセットで使います。
2009年8月30日(日)
家の裏へ野猿出現
お昼が終わってコーヒーでも飲もうとお湯を沸かそうとして、
何気なく窓から外を見ると……、猿がいる〜。
赤丸のところに猿がいます。娘の撮影です。
すぐ、電動ガンをもって追い払いに行きました。
でも、すぐに弾切れになってしまいました。
引き返して、ロケット花火を持って行ったのですが
姿は見えず、猿の威嚇の声がする方に数発ロケット
花火を打って来ました。
ロケット花火も昨年のものなので、思うように飛びませんでした。
あんまり効果がなかったみたいです。残念!!
このあとさっそく、ロケット花火を買いに行ってきました。
2009年8月29日(土)
野猿の群れが来た〜
昨日から、大源太では話題にはなっていたのですが
今日のお昼頃、猿の群れを発見しました。
なんとか写真には、おさめましたが望遠でないので
雰囲気が伝わる程度ですが…。
たぶん近くの畑や田んぼは被害にあったと思います。
このあと、すぐ追ったのですが、すぐ藪の中へ姿を
消してしまいました。
どうしょうもない状態です。
2009年8月23日(日)
野猿の襲撃
今日は、子供たちの地区行事があって出かけました。
その隙に、自宅の裏のトウモロコシを野猿に襲撃されて
しまいました。
毎日おばあちゃんが、点検に回っているのですが、
たぶんお昼休みにやられたようです。
このトウモロコシは、知り合いの方からいただいた種で
今年試してみて、おいしかったら来年挑戦しようと
思っていたのですが……。残念です。
自宅の裏には猿よけのアミが張ってありませんので
仕方ないのですが、悔しいです。
あーあっ。
きれいに食べて行きました。
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2009年7月10日(金)
獣害対策研修会へ参加
獣害対策研修会へ行ってきました。
遠く島根県からおいでくださった江口講師様です。
野生動物は、毎年5%(実際は15%くらい)数が増えている
そうです。
島根県では年間2万頭のイノシシを捕獲しているそうですがそれでも数が減らないそうです。
近い内、中山間地域はイノシシ、猿、鹿、熊でいっぱいになります。(マジな話ですよ。)
柵の設置方法など、詳しく教えてくださいました。
さすが、専門家です。
「最初の対策を失敗すると大変なことになります。
何事も最初が肝心です。」とおっしゃっていました。
柵の設置の実演をしてくださいました。
とってもタメになりました。
さっそく実践に……役立てたいと思います。
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2009年6月3日(水)
注意看板設置
猿よけネット(網)に感電注意の看板を設置しました。
「ぜったい触らないでください。」
でも、靴を履いていれば、通電が弱くなるので
少しだったら大丈夫です。
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2009年5月30日(土)
猿よけネット(網)設置完了
なんとか、猿よけネット(網)の設置が完了しました。
なんやかんやで4日間くらいかかりました。
果たして効果があるのやら……?
猿よけネット(網)の材料です。
アミ、入り口用のダンポール、タイラップ(結束バンド)、ポリパイプです。
猿よけ網です。
高さ3m×長さ20mを6ヶ使用しました。
こちらではホームセンターで購入できます。
猿よけ網は、とても良く出来ていて1人でも絡まず
張ることができます。
網はおもに、このタイラップ(結束バンド)で固定します。
さあ、網張りの開始です。
最初は、タイラップで固定せず、全体に
仮設置をして位置を決めます。
※網の位置決めは、網の下のロープを
ピンと張って、下のロープで行います。
畑への入り口を2カ所設置しました。
この部分は簡単に外せるように工夫しました。
入り口の網は、ダンポールに固定し、中に入るときは網を
外して、写真のポリパイプに刺しておきます。
入り口の完成です。
網を固定するため写真のようにポリパイプを2本地面に
刺しておき、外したときと取り付けた時に使用します。
網の下は、猿がくぐって入らないように
防草シートに張っておいたトラロープ
にタイラップで約1m間隔で固定します。
タイラップの余計な部分は、あとでカットします。
網は、支柱に刺してあるダンポール2.7mの
上の部分は挟み込み、あと中間に1カ所
タイラップで網を固定します。
網の下の部分は、わざと余裕をとってあります。
猿が入ろうとしたとき、網が猿に絡まるように
してあります。
ようやく完成しました。
完成まで約4日間、結構大変な作業です。
これで、入られなければ良いのですが……。
まだまだ、これから改良の余地はあると思いますが、
もし、これから猿よけネット(網)を張ろうと思っている方が
いらっしゃったら参考にしてくださいね。
これほどしてまで、農業をしなくても……。
買って食べた方が全然安い……。
って、ジレンマもありますが、コシはがんばって
野菜を作ります。
2009年5月28日(木)
電流を流すよ〜(電牧器設置)
昨日、電線を設置したので、今日は、電牧器を
設置して電気を流す作業をしました。
昨年購入した電牧器セットです。
電牧器は、この鉄棒にセットします。
電牧器は12Vのバッテリーで作動します。
表のソーラーパネルで発電し、バッテリーに
電流を送るので、一度設置すれば、秋まで
そそまま使えます。
電気がない山の中でも使える優れものです。
負荷が無いと8,500Vも電圧が出ています。
有効出力電圧は8,000Vです。
この電牧器は、北原電牧鰍ウんから購入しました。
定価は、54,800円です。
交渉すれば、多少おまけしてくれるかも?
ここにアースの銅支柱(長さ1.5m)が埋まっています。
アースは、電牧器のマイナスの端子ににつなぎます。
アースからの配線は、ひっかからないよう土に
埋めておきます。
いちおう盗難防止のためチェーンとカギで守ります。
こんなことしても盗られるときは、盗られるんだけど……。
本当は、アミの中に設置すれば、安全なのですが
みなさんに電牧器を見てもらいたいので、あえて
アミの外に設置しました。
電牧器のメインの配線が完了しました。
電線は4段ありますが、一番下がプラス。
次の2段目がマイナス、3段目と4段目が
プラスの電流を流しました。
この設定は、簡単に変えられますが、猿の行動が
想像でしか推測出来ないので、結構むずかしいです。
プラスを流したい電線には、電牧器のプラスの
端子から電気を取ります。
マイナスを流したい電線には、地面から電気を取ります。
電牧器からマイナスのアースを地面に取って
いますので、地面には常にマイナスの電気が
通っています。
猿の足が地面にくっついているときは、プラスの
電線に触れば感電しますが、もし電線に登ってしまうと
感電しません。それで、4段の電線の内にどれか1段に
マイナスの電気を流しておいて、猿がマイナスの電線と
プラスの電線に触れば感電するという仕組みなのですが……。
電線の電圧は、デジタルボルトテスターで測ります。
電線が長くなると負荷が増えるため電圧が下がります。
約6,500V流れていますので、充分使用の範囲だと思います。
ただ、難点が一つあります。
雑草が網に絡み着かないように貼った防草シートなのですが
この上に上がると電圧が3,000vまで下がってしまいます。
でも、3,000vもあるのだから……、まあいいか。
電圧低下を防ぐためメインの他に2カ所、マイナスの電線には地面から、
プラスの電線は、プラス同士の線をつないでおきます。
接触注意の看板を着けて、電牧器の設置が完了しました。
1周約120mありますので、120m×4段なので
480mの電線の長さです。
この電牧器は、800m(実働推奨距離)まで大丈夫という
ことなので、まだ余裕があります。
あとは、猿よけネット(網)を張って完成です。
その作業はまた後日UPしますね。
2009年5月27日(水)
猿よけ網の電線設置
今日は、猿よけ網の電線を設置しました。
電線は、ビニール線の中にステンレス(たぶん)線が
編み込んであって、電気が伝わるようになっていて
います。作業もしやすいです。
使用する電線です。(昨年使ったものを再利用しました。)
設置前
電線取付開始
碍子(ガイシ)に電線を取付ますが
電気の通りが良いように、線の端を幾十にも
巻き付けます。
途中の支柱には、ガイシに簡単に
巻き付けます。
結線
結線の場合も、両端の線をぐるぐる
巻き付けて電気の通りが良いように
します。
結線の保護のためビニールテープを
巻きました。テープを巻くとこの部分
は感電しなくなるので、しない方が
いいのですが。
今回は、ビニールテープを巻きました。
ゲート(入り口)2カ所作りました。
ゲート専用の金具があります。
バネで線をピンと張れますし、電気も
通す優れものです。
ゲートその1
ゲートのその2です。
こちらのゲートの金具は、今年
新調しました。
ようやく電線の設置が終わりました。
電線は4段張りました。
作業はまだまだ続きますが
続きは、またあとで。
2009年5月24日(日)
猿よけ網の準備その後
猿害防止ネット張り作業の続きをしました。
材料一式です。
結構、いろんなものが必要です。
写真のイスは、使いません。(笑
これは碍子(ガイシ)です。
支柱にセットし、支柱(鉄棒)と電線を留めるためと
電気がショートしないために使います。
追加で48ヶ購入しました。
@40円でした。
ガイシは、1本の支柱に4ヶ設置しました。
この青い棒は、ダンポールといいます。
弓のように曲がります。
猿が、網に飛びついたとき、猿の体重で
グヤーンと曲がって、中に入れないようにする
役目をします。
2本で、1組です。網を固定するため先端から
10cmくらい下にビニールテープを巻いておきます。
ダンポールを支柱に挿しますが、支柱の切り口で
ダンポールが傷つかないように水道のホースなどを
使って支柱に固定します。
ダンポールは表面が傷つくと、簡単に折れてしまいます。
こんな感じで、ホースを切って支柱とダンポール間に入れます。
最後にビニールテープを巻いて固定します。
ダンポールの規格です。
いろいろ試したのですが、この規格がいいようです。
直径5.5mm、長さ2.7mです。
とりあえず、今日はここまで。
実は、ガイシが14ヶ足りなく、ここで中止となりました。
続きは、碍子を買ってきてからです。
お楽しみに。(笑
2009年5月22日(金)
猿よけ網の準備(支柱)
午後から支柱立てをしました。
昨年、使用した支柱です。
碍子がセットしてあります。
とりあえず、昨年設置したところの支柱は
立てましたが、新規に追加しようと思った
ところの碍子(ガイシ)が足りなくて買いに
行ってきました。
猿よけ網の準備(シート)
今年も、猿よけ用の網を張るために
準備作業を始めました。
網を張るための材料と器具を車に詰め込みました。
赤いのが、ソーラー電池式高圧電圧発生装置です。
最大8,000ボルトもの電圧が出ます。
ソーラー電池式なので、電気の心配がいらずどこにでも
設置できます。
今年は、昨年より網をもう少し広く張ることにしました。
まずは、網が雑草に絡まないように除草シートを
貼ります。
昨年は、1m幅のしか無かったのですが、今年は
50cm幅の除草シートが売っていました。
全国の中山間地域の農家の方々は、私のように獣害で困って
いるとひとが沢山いると思いますので、こんなシートがでるとありが
たいです。
シートを固定するプラスチック製のピンもいいのが売っていました。
こちらも助かります。
除草シートを貼ったら、次はロープを固定します。
このロープは、網の下の方を固定するためのものです。
猿が引っ張って抜けないように、30cmの鉄製の
ピンを打ち込みます。
このピンは、土の中に入るとさびて、表面がざらざらに
なり、抜けにくくなります。
午前中、かかってなんとか下準備が出来ました。
完成するとこんな感じになります。
昨年の完成写真です。
こんな大がかりなことをしないと、大源太農園では
おいしいトウモロコシや枝豆が出来ません。
みなさま、おいしいのを作りますので、少し高くても
ぜひ買って下さいね。