平成24年6月の農園の林業
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平成24年6月12日(火)
ナラ枯れ防除システム
農園で作業していると県の方がナラ枯れ防除システムを近くの
キャンプ場に設置するというので、声をかけてくださいました。
せっかくなので一緒に見せていただくことにしました。
(湯沢町も7年くらい前からナラ枯れが発生しています。)
キャンプ場の管理棟の脇にナラの丸太が設置されていました。
このシステムは「おとり丸太法」というそうで、新鮮なミズナラの丸太を集積し
フェロモンをつけることでナラ枯れの原因になっているカシナガキクイムシを大量に
誘引し、その丸太をチップ等にして中に入っている虫ごと処理し、周辺のカシナガ
キクイムシの密度を下げる方法だそうです。
これがフェロモンの入った容器です。1カ所に2本設置するそうです。
フェロモンの製品名は、「カシナガコール」です。
市販されているようですが、2本入って1万4千円くらいするそうです。
キャンプ場の一番奥にも、もう一カ所設置されています。
キャンプ場には設置しませんが、もう一つの防除システムの
「おとり木トラップ法」も見せていただきました。
「おとり木トラップ法」とは、あらかじめ殺菌剤を樹幹に注入し、ナラの木を枯れ
にくくした「おとり木」に集合フェロモンを装着して、被害の原因になっている
カシナガキクイムシを集中的にせん孔させ、大量捕殺する方法だそうです。
フェロモン2本とブルーの液体の入ったチューブ(名前は忘れましたが、ナラの木
から発散される物質と同じ物が入っているらしいです。)を根元から1.2mくらい
の高さに設置します。
カシナガキクイムシは、飛んできても木に留まることが出来ず、一度木にぶつかって
下に落ちてから這い上がって来て、ナラの木に穴を開けて中に入るそうです。
数年前、カシナガキクイムシは、標高の高い県境を越えることは出来ないだろうと
いうことでしたが、もう県境を越えて群馬に入ってしまったそうです。
早くナラ枯れが終息してくれることを祈っています。
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平成24年6月8日(金)
ついにMS150商品化
ついにスチールさんからMS150発売されることになったそうです。
本日、カタログが届きました!!
二年前くらいにデモ機をちょっとだけ枝打ちで使わせていただいた
機種がついに世に出て来ました。
結構、商品化になるまでに時間がかかるものなのですね。
ブレーキ付で軽量、そして枝の切り口がとってもきれいだったのが印象的でした。
排気量が23.6cc質量2.6kg/2.8kg、ガイドバーは25cmで
標準小売価格(税込)が69,800円だそうです。
コシの収入では手が出ませんが、デモ機と同じ性能だったら買いだと思います。
いつの日か手に入れたいと思っています。
MS150の詳細は、北九チェンソーさんのブログをご覧下さいね。↓
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平成24年6月1日(金)
林業新知識7月号
先月、取材に来ていただいた「林業新知識」の7月号にも
大源太農園の行者ニンニクの記事を掲載していただきました。
残念ながら表紙の写真には載っていません。(笑
一足早く「林業新知識」の7月号を送っていただきました。
掲載記事です。
行者ニンニクのめんつゆ漬けも掲載していただきました。
7月号の記事はPDFファイルでご覧いただけます。こちらです。↓
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