平成21年9月の農園の林業
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平成21年9月30日(水)
安全装備
林業の講習会に行ったとき、講師の方が
ぜひ購入した方が良いとおっしゃっていた
安全ズボンカバーを今日、購入しました。
チェンソーが、安全ズボンカバーを切ったとき
瞬時に繊維がチェンソーにからみつき、刃を
止めるというすぐれものです。
ズボンカバーはデサント製で14,700円です。
ズボンの上にワンタッチで着けて使用します。
ついでにスパイク付きの安全靴も購入しました。
安全靴は8,200円でした。
この安全装備を着けて、作業をすれば、かなり
ケガの防止につながると思います。
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平成21年9月28日(月)
ハスクバーナのヘルメット新調
3年前買ったハスクバーナのヘルメットが
劣化で破損してしまったので、新調しました。
工事用のヘルメットと比べると少し値段が高い
気もするけど……、チェンソーの伐採専用の
ヘルメットなので良く出来ています。
お値段は、前橋のカインズホーム吉岡店で
10,300円でした。
命にかかわるものだから、出費を惜しんでは
いけませんよね。
あと、衝撃吸収材が入っていると完璧なのですが。
こんな形にもなります。
カッコいいでしょ?
平成21年9月26日(金)
伐採の練習
午前中は、ボランティアで刈払に行ってきました。
午後から、昨日伐採の講習会で習ったことを実践してみました。
(講師の方の貴重なお話を実感するために。)
昨日、講師の方が販売していたスナッチ(ロック滑車)を
さっそく使ってみました。
けん引する時、ロープを引くことはできるのですが、ロックが
かかってロープが緩まないとういうすぐれものです。
木を伐採する時は、まず「受け口」を作りますが……。
昨日の講座の講師の方が「受け口は何のために作るのですか?」
という質問がありました。
受講生の1人が「受け口の方向に倒すためです。」と答えると……。
講師の方は「受け口は、木のバランスを崩すために作るのです。」と…、
地球の重力にうまくバランスを取っていた木の一部を切ることによって
バランスを崩します。
なるほどね……。意味があるんですね。
受け口の上唇が長いのは、何のため??
ここにヒントがあります。
木が倒れてきたとき、ここが支点になり、
ツルから切り離されます。
なるほど、なるほど。
枝が、隣の杉と重なっていましたので、伐採しても
掛かり木になるのが分かっていましたので、事前に
ロープで、引っ張っておいてから伐採しました。
昨日の講師の方が、おっしゃっていました。「伐採したら
必ず切り口を見て、伐採方法が正しかった確認しなさい。」と……。
赤枠で囲んだ「ツル」の部分は確実に、蝶つがいの役割を
はたしてくれたようです。
赤丸の部分は、つぶれていますので、支点の役割もちゃんと
はたしてくれたようです。
この「ツル」が、うまく働かないと伐採した木の根元が
跳ねて事故につながることがあります。
また、この「ツル」の左右の厚みを調整することによって、
倒れる方向をコントロールできます。
赤枠のツル「蝶つがい」もしっかりできています。
ということで、かなりいい感じで伐採できました。
平成21年9月25日(木)
伐採(大径木)特別教育講習倒
伐採(大径木)特別教育講習を受講してきました。
会場は、旧三島町のみしま交流センターでした。
片道、高速を使って2時間かかりました。
午前中は、座学です。
講師の先生の講和と、大変為になったDVDを見せていただきました。
スチールチェンソーのカットモデルです。
次は、実技の前の林業機械整備指導員の方の
講和です。林業機械整備を30年もしているそうです。
貴重なお話が聴けました。
本日の参加者66名のチェンソーが並びました。
みごとでしょ。
講師の先生が、受講者のチェンソーの刃を見て
切れないチェンソーを前に出しまた。
私のは、セーフでした。ホッ!!
講師の先生のチェンソーの刃の研ぎ方の実演です。
超貴重な画像です?
一言漏らさず、吸収させてもらいました。
次は、講師の方の4種類の切り方のデモです。
チェンソーの刃が、ちゃんと研げていると
片手で、木が切れます。
この4種の切り方を受講生は、クリアして卒業です。
最後に講師の方から、超貴重なお話がありました。
あなたが木を切っているのではない。チェンソーの刃が切っているんだ。
あなたが木を倒したんじゃない。地球の重力が木を倒したんだ。
自然の力を最大限引き出して、最小限の力でするのがプロだ。
講習で木を切ったのですが、それだけで刃を研ぐのがもったいないので
帰って来てから、うちの木を使って突っ込み切りの練習をしてみました。
受講証を無事いただきました。
明日からは、日本中の大木を請け負って切っても大丈夫です。
(ただし、技術があれば…法律上は。)
寝てても一生。
でも、生きている内に、いろんなことを体験したり、学びたいコシでした。
50歳にして、まだまだ学ぶことがいっぱい、いっぱいあることを実感した
一日でした。
平成21年9月22日(火)
倒れるぞ〜
昨日も間伐をやりました。
3本切って、皮をむきました。
結構、いい感じに「受け口」「追い口」が
切れるようになってきました。
クサビを打って確実に、思った方向に
倒すようにします。
倒れるぞ〜。
うまくクサビがセット出来たので倒れる様子を
写真に納めることが出来ました。
無事、思った方向に倒れました。
調度、木と木の間に倒れました。
切り口です。
まあまあかな?
さっそく、皮を剥きます。
剥いたばかりの杉の肌は、みずみずしくてとてもきれいです。
だいぶ空いてきましたが、まだまだ
間伐が必要です。
今回は、小さいチェンソーで伐採しました。
さっそく、新しく作ったヤスリの柄を付けて
チェンソーの刃を研ぎました。
柄は、ヤスリで角を取ってニスを塗って
仕上げました。
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平成21年9月21日(月)
チェンソーのヤスリの柄
チェンソーの刃を研ぐヤスリの柄を
作りました。
キリの柄をカットして作りました。
ついでにチェンソーの刃を研ぐ作業台も
買って来ました。
完成したヤスリの柄
きれいに研げましたよ〜♪
平成21年9月17日(木)
サクミ沢の杉林の下刈り
ようやく一段落したので、メインのサクミ沢の杉林の
下刈りを2時間ばかりしてきました。
1haもあるので、ほんの少しだけですが…。
亡き父が、植林してからほとんど手を着けていない
杉林です。早めに退職したのもこの杉林を体力が
あるうちに手入れしたかったことがありました。
昨年、少しノコギリで手入れをしたのですが、あっという間に
藪になっていました。
下刈り前です。
自慢?の刈り払い機で下刈りをします。
下刈り前です。
刈り払い後(少しだけ)
幸いにも、この杉林にはコシアブラが沢山
自生しています。
杉は、二の次にしてコシアブラを育成して、
販売していきたいと思っています。
まだまだ、先は長い(とても広いので)ですが
ボチボチ、ケガの無いよう作業をしたいと
思っています。
きっと、きれいなコシアブラ畑?になると
思っています!!
平成21年9月17日(木)
下刈りと間伐
午前中、もう一つの杉林の下刈りに行って来ました。
年に3回下刈りします。
今年は、これで終了です。
下刈り前
下刈り後
きれいになりました。
午前中、時間があまったので、間伐を2本
やりました。
土日は、結構交通量があるので、道路脇の間伐は
平日がチャンスです。
1本目は、確実に倒さなければならないので、倒す
方向にヒモで引っぱってから伐採しました。
完璧!!
思った方向に倒れました。
いい感じの切り口になりました。
2本目は、掛かり木になってしまいました。
秘密兵器のフェリングレバーです。
掛かり木のとき、これで木をひねって
外す器具です。
今回は、これを使う前に倒れてしまいました。
心配していたとおり、道路を塞いで
しまいました。車が来なくて良かったです。
大至急、撤去しました。
チェンソーに着けた水平器の成果です。
結構、水平に切れたでしょ。
山の傾斜等で水平に木を切るのは至難の技です。
かなりの経験が必要です。
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平成21年9月12日(土)
第五回休日林業入門講座
今日は、小雨模様の中、新潟県が主催する
第五回休日林業入門講座に参加して来ました。
まずは、座学でビデオをみてから、伐倒時の
注意事項と約束事項を確認し会いました。
伐倒……杉を切って倒すことです。
木を倒すことは、非常に危険な作業なので
切る準備が出来たら指さし確認と笛を吹いて
作業をみなさんに伝えます。
それから切る前にも笛を吹いて知らせます。
無事伐倒したら、また笛で知らせます。
座学を1時間ほどしてから、いよいよ伐倒の実践です。
各班に分かれて、伐倒現場へ向かいます。
いよいよ1人ずつ杉を伐倒します。
手前にいる方は、講師の方(林業現場30年)です。
丁寧に、ご指導いただきました。
まずは、受け口を作ります。
次に、追い口を切っています。
杉を伐倒したら、すぐ切り口の検討会です。
講師の方からの貴重ご意見が聞けました。
私は、今まで切ったことのない直径40cmの
杉の木を伐倒させてもらいました。
なんとか無事、伐倒出来ました。
ツルがまっすぐ切れていません。
自分では、まっすぐ切ったつもりなのですが……
とても、むずかしいです。
教えていただいた講師の方々です。
ほんとうにありがたいです。
平成21年9月6日(日)
間伐続き
切ろうと思ってテープを巻いておいた残りの3本の
杉の木を午前中伐採してきました。
そばに電線が通っているので、どうしても向こう側に
倒せないので、ロープで倒したい方向に引っぱって
無事伐採しました。
結構きれいに受け口と追い口が切れました。
倒れるぞー!!
きれいな切り口になっています。
秋ですね〜♪
チェンソーにトンボがとまっています。
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平成21年9月5日(土)
丸太の皮剥き
今日は、一日中デスクワークで疲れました。
夕方、一段落したので、2日前に切った杉の
丸太の皮を剥いで来ました。
ずいぶん日が短くなってしまいました。
杉の皮も2日も放っておくと水分がなくなって
切れ剥げづらくなって来ました。
なんとか5本皮剥をしました。
きれいに剥げないので、皮がぼろぼろになってしまいました。
平成21年9月3日(木)
間伐のつづき
今日は、間伐の続きをやりました。
まずは、この杉を伐採します。
いい感じに受け口と追い口が出来ました。
くさびを打ち込んで倒します。
倒れるよ〜。
うまく倒れましたよ〜。
切り口もバッチリって感じです。
丸太が3本取れました。
1本約3mの長さです。
チェンソーが良く切れると木くずがこんな感じに
長くなります。
うまく研げていないと細かくなってしまいます。
チェンソーのバーに長さをメモっておくと便利です。
直径が24cmの杉の木の受け口を切るときは
1/3切り込めばよいので、バーの幅めいっぱい(8cm)
切り込めば調度良いことになります。
ずいぶんすっきりしました。
今日使ったチェンソーは、エアーガンを使って分解清掃を
しておきます。
刃は、暇のときに研いでおきます。
(使う前には必ず研ぐようにしています。)
夜、消防の打ち合わせがあったのですが、
それが終わってからチェンソーの刃を
研ぎました。これでまた新品の切れ味が
楽しめます。
平成21年9月1日(火)
チェンソーの整備と刈払機のチップ刃の研磨
朝から雨だったので、チェンソーの整備と刈払機のチップ刃の研磨
をしました。
まずはチェンソーの整備からです。
大小2台です。大きい方がスチール製で主に
伐採するときに使います。
小さい方が、新ダイワ製で主に伐採したあとの
枝の処理に使います。
分解して、エアーガンで木くずを取り除きます。
とっても、きれいになりました。
小さい方も同じく分解清掃をしました。
分解整備終了です。
次はチェンソーの刃を研ぎます。
この金具とヤスリを使って研ぎます。
チェンソーの大きさ(チェーンの種類)によって
金具を替えて研ぎます。
チェンソーの刃を研ぎ終わったら、こんどは
刃の高さを調整します。
この金具(ヤスリ付)を使います。
整備完了しました。
これで又、新品の切れ味が楽しめます。
チェンソーは、刃が切れないと致命的です。
刃が切れると仕事がドンドン捗ります。
今度は刈払機のチップ刃を研ぎます。
研ぐには、この専用の研磨機を使います。
この研磨機は、確か19,800円くらいです。
普通は、ほとんどの方がチップ刃を使い捨てに
してしまいます。(切れなくなったら買換ます。)
でもこの研磨機を使えば1枚で3〜4回は使え
ますので、すぐ元がとれるはずなのですが……。
刃は2方向から研いで、刃の先端の角をとがらせます。
別の方向から研いで終了です。
刃の先端が角張るように研げば、とりあえず普通の草は十分に切れます。
この研磨機は、角度を変えても研げるのですが、木を切るわけではないので
角を尖らせるだけでOKです。
切れそうになったでしょ?
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